ブラックジャックの必勝法の1つに「カウンティング」という方法があります。
カウンティングはランドカジノでは使用を禁止されているほど、ブラックジャック攻略の効果が期待できます。
オンラインカジノのライブカジノでは使用できるので、ぜひお試しください。
このページでは、初めてカウンティングを使う人にもわかりやすく、図解や実践例も紹介しながら解説します。
ブラックジャックのカウンティングはライブカジノで
はじめに、ブラックジャックでカウンティングが使えるケース、使えないケースがあることを知っておく必要があります。
× ランドカジノはカウンティング禁止

ランドカジノではカウンティングが禁止されています。
カウンティングはメモが必要なので、隠れて行うことは難しいです。
メモに頼らず、記憶だけでカウンティングをすることもできるかもしれませんが、天才的な記憶力がないと難しいので、ランドカジノでカウンティングはできません。
× オンカジノテーブルゲームはカウンティングの効果なし

カウンティングはオンラインカジノで使える攻略法ですが、テーブルゲームのブラックジャックには効果がありません。
カウンティングはカードをリセットするタイミングやデッキ数が重要です。しかし、テーブルゲームのブラックジャックは、それらがわかりません。
そのため、カウンティングは使えないです。
◎ オンカジのライブカジノはカウンティングに最適

カウンティングはオンラインカジノのライブカジノでの使用が最適です。
ライブカジノは中継をオンライン上で視聴しながらプレイするので、こちらがメモを取りながらプレイしていても、相手(ディーラー)には見えません。
カウンティングはカードをリセットするタイミングで行うことが重要です。ライブカジノは常に中継しているので、カウンティングをする最適なタイミングがわかります。
そのため、カウンティングの効果が出やすいです。
ブラックジャックのカウンティングとは

カウンティングは、ブラックジャックの必勝法の1つです。
場に出ているすべてのカード(プレイヤーに配られたカード、ディーラーのカード)をメモして記録することで、まだ場に出ていないシューの中のカードが何かを予測します。
カウンティングをすることで、シューの中のカードの偏りを見極めることができ、次にどのカードが出る確率が高いのかを予測する方法です。
カウンティングには種類がある→ハイローシステムを紹介
ブラックジャックのカウンティングには種類がありますが、もっとも有名でわかりやすい方法が「ハイローシステム」と呼ばれているやり方です。
初心者でもわかりやすいカウンティング方法であり、ブラックジャック上級者も取り入れている方法なので、このページではハイローシステムのカウンティング方法を紹介します。
カウンティングはカードがリセットされるタイミングで行う

カウンティングは、カードがリセットされるタイミングから行います。
ライブカジノでは、数ラウンドプレイして場に出たカードがたまると、カードをシャッフル・リセットして再スタートします。
ブラックジャック特有のカードの数え方がポイントに

ブラックジャックは、数字の数え方が特殊です。
- 2~10:そのまま2~10と数える
- J,Q,K:「10」と数える
- A:「1」もしくは「11」と数える
絵札はすべて「10」と数えるため、「10」のカードが多いことが特徴。この特徴を逆手に取ったブラックジャックの必勝法がカウンティングです。
また、「A」も「11」と数えることができるので、カウンティングにおいて重要なカード。
「10」や「11」のように、大きな数字のカードを手にできれば、強い役を作ることができるからです。カウンティングによって、次のカードが「10」以上かどうかを予測して、ゲームを進めます。
ディーラー特有のルールもカウンティングのポイント
ブラックジャックでは、ディーラーは自分のカードの合計が「17」になるまでヒットし続けるというルールがあります。
カウンティングは、このディーラー特有のルールもカウンティングを活用するうえで重要なポイントです。
例えば、カウンティングによって『シューの中に「10」がたくさんある=次に「10」が出る可能性が高い』と予測したとします。
このとき、ディーラーのアップカードが「16」だったなら、ディーラーはヒットしてカードを追加しなければなりません。しかし、次のカードが「10」ならディーラーはバーストとなります。
ディーラーがバーストする可能性が高いと予測するなら、自分のアクションはヒットしてカードを追加せず、スタンドをしたほうが得策だと判断できます。
このようにして、カウンティングを活用しながら自分のアクションを選択します。
ブラックジャックのカウンティングのやり方・仕組み
ブラックジャックのカウンティング方法の中で、最もわかりやすく、初めてでもすぐに試せる「ハイローシステム」の方法を画像付きでわかりやすく解説します。
カードをグループで分けて数値化する

カウンティングは、カードの数字をグループで分けて、「+1」「±0」「-1」と数値化します。
- 2,3,4,5,6 :「+1」
- 7,8,9 :「±0」
- 10,J,Q,K,A :「-1」
「+1」「±0」「-1」に数値化したら、簡易計算をします。
簡易計算する

上の画像を例として、同じ構図のまま表にすると、下記のとおりです。
ディーラー(アップカード) | |||||
+1 | |||||
プレイヤー1 | プレイヤー2 | プレイヤー3 | プレイヤー4 | プレイヤー5 | プレイヤー6 |
+1-1=±0 | ±0-1=-1 | ±0-1=-1 | -1-1=-2 | -1±0=-1 | -1+1=±0 |
メモの取り方(詳細は後述します。)
ディーラー | プレイヤー1 | プレイヤー2 | プレイヤー3 | プレイヤー4 | プレイヤー5 | プレイヤー6 | 累計 |
+1 | +1 -1 |
±0 -1 |
±0 -1 |
-1 -1 |
-1 ± 0 |
-1 +1 |
|
+1 | ±0 | -1 | -1 | -2 | -1 | ±0 | -4 |
必要なのは累計数のみなので、すべてを合計して
+1+0-1-1-2-1±0=-4
となり、累計が「-4」となりました。
この後、カードが追加されたら、再び簡易計算をして累計を出します。
累計がマイナスになった場合、場に「10」のカードが多く出ていることがわかり、シューの中のカードには「10」が少ないことを意味します。
カウントでマイナスの数値が大きいとプレイヤーに不利 = 消極的に
カウントでマイナスの数値が大きくなった場合は、シューの中に「10」のカードが少なく、次のカードは9以下になる可能性が高くなります。
(手札やディーラーのアップカードにもよりますが、)その場合プレイヤーに不利になるケースが多いので、消極的にゲームを進めることをおすすめします。
手札や運の要素もあるので、ヒット・スタンド等の選択を慎重に行いましょう。
カウントがプラスならプレイヤーに有利 = 積極的に
ブラックジャックでは「10」と数えるカードが多いので、「10」が出る確率が高くなります。
しかし、場に出ているカードが9以下が多くなった場合、カウントの数値はプラスになり、シューの中のカードは圧倒的に「10」が多いと予測できます。
自分のカードの合計値(手札)が低く、かつカウントの累計がプラスなら、強い役を作れる可能性が高いので、積極的にゲームを進めてもよいでしょう。
例えば、自分の手札が「11」のとき、次に「10」が出たら「21」で勝てる可能性が高くなるのでヒットを選択します。
このように、次のカードを予測して、ディーラーのカードや自分の手札と照らし合わせながら、自分のアクションを選択をしましょう。
ブラックジャックのカウンティング・メモの取り方

ディーラー | プレイヤー1 | プレイヤー2 | プレイヤー3 | プレイヤー4 | プレイヤー5 | 自分 | 累計 |
±0 | -1 +1 -1 |
-1 -1 |
-1 -1 |
+1 -1 ±0 |
+1 -1 +1 |
+1 -1 |
|
±0 | -1 | -2 | -2 | ±0 | +1 | ±0 | -4 |
知りたいことは、簡易計算後の累計値のみです。上の例では「-4」の部分のみ。
数値化や簡易計算がスピーディーにできず、間に合わないと感じたら、スピーディーにできる下記のようなメモの取り方もあります。
2.3.4.5.6 | 7.8.9 | 10.J.Q.K.A |
〇〇〇〇 | 〇〇 | 〇〇〇〇〇〇〇〇〇 |
出たカードの数字を〇していくだけなので、とても簡単です。こうすることで、視覚的に、どのカードが多く出たかがわかります。
そして、〇が少ないカードは、シューの中に多く残っているので、次に出る可能性が高いと推測できます。
ブラックジャックのカウンティング・実践例
カウンティングは、カードがリセットされてすぐのタイミングからスタートします。
そして、1ゲーム目、2ゲーム目、3ゲーム目と、累計を合算しながら続けて計算することがポイントです。
1ゲーム目

ディーラー | プレイヤー1 | プレイヤー2 | プレイヤー3 | プレイヤー4 | プレイヤー5 | 自分 | 累計 |
±0 | -1 +1 -1 |
-1 -1 |
-1 -1 |
+1 -1 ±0 |
+1 -1 +1 |
+1 -1 |
|
±0 | -1 | -2 | -2 | ±0 | +1 | ±0 | -4 |
1ゲーム目の累計は「-4」だったので、次に10のカードが出る可能性が低いと推測できます。
手札によりますが、累計でマイナスの数値が大きいときは、消極的なゲームの進め方がおすすめです。
上の画像の例では、自分の手札がすでに「19」なので、カードを追加するのはリスクが高く、スタンドを選択しました。

1ゲーム目はディーラーがバーストしたので、プレイヤー(自分)が勝ちました。
カウンティングでは10が出る可能性が低いと予想しましたが、実際は10のカードが出ました。
このように、カウンティングは必ず当たるわけではありません。あくまでも、次に出る可能性が高いカードを予測する攻略法だということも理解しておきましょう。
特に1ゲーム目はまだカードが多く残っている状態なので、カウンティングの精度は低いです。
2ゲーム目

ディー ラー |
プレイ ヤー1 |
プレイ ヤー2 |
プレイ ヤー3 |
プレイ ヤー4 |
プレイ ヤー5 |
プレイ ヤー6 |
自分 | 累計 |
-1 | ±0 -1 |
+1 -1 +1 -1 |
-1 ±0 |
±0 ±0 |
-1 +1 |
-1 ±0 |
-1 -1 |
|
-1 | -1 | ±0 | -1 | ±0 | ±0 | -1 | -2 | -6 |
(1ゲーム目の累計は-4だったので、2ゲーム目の累計-6と合算した結果) -4-6=-10 |
2ゲーム目は、1ゲーム目の累計結果「-4」を合算して、累計「-10」です。
マイナスの数値が大きくなるほど、次に「10」のカードが出る可能性は低くなります。
上の画像の例では、自分の出札はすでに「20」と大きいので、いずれにしてもカードを追加せず、スタンドを選択しました。

カウンティングで10よりも低いカードが出ると予測して、ディーラーの追加カードは「6」でした。
ゲームの結果は、
- ディーラーのカード「17」→負け
- 自分のカード「20」→勝ち
この通り、プレイヤー(自分)の勝ちという結果になりました。
3ゲーム目、4ゲーム目と、ゲームを進めていくほどカウンティングの精度は上がります。
カウンティング向きライブブラックジャックの選び方
オンラインカジノには、ライブブラックジャックで遊べるテーブルがたくさんあります。
その中で、効率的にカウンティングができるテーブルを選ぶコツは、
- 場に出ているカードが多いテーブルを狙う
- 参加人数が多いテーブルを狙う
この2点です。
選ぶコツの理由や詳細を解説します。
場に出ているカードが多いテーブルを狙う理由
場に出ているカードが多いテーブルを選ぶことで、少し待つだけでカードがリセットされて、カウンティングに最適な状態でスタートできます。
リセットされた1ゲーム目からカウンティングのメモを取り、数ゲーム目からゲームに参加するのもおすすめです。
また、プロバイダのロビー画面で確認できる場合は、場に出ているカードがたまっているテーブルを効率的に探すことができます。

上の画像は、Evolution社のブラックジャックのロビー画面です。ロビー画面で、現在の状況を確認できて便利です。
参加人数が多いテーブルを狙う

参加人数が多いテーブルは、場に出るカードの枚数が早く増えて、効率的にカウンティングの精度が上がるのでおすすめです。
その分、メモを取ったり簡易計算をしたりするのは大変になりますが、数を重ねることでカウンティングに慣れてくることでしょう。
どうしてもメモのスピードが追い付かない場合は、〇だけ付ける簡易的なメモの取り方でもOKです。
なお、Evolution社のライブブラックジャックはとても人気が高く、満席になっているテーブルも多いですが、参加人数が多いという点ではおすすめです。
ブラックジャックの『カウンティング』まとめ
ブラックジャックのカウンティングは、メモを取りながら行います。
オンラインカジノのライブブラックジャックで活用できる必勝法ですが、慣れるまではスピードについていけないかもしれません。
その場合は、このページで紹介した〇だけ付ける簡易的なメモの取り方からはじめてみて、慣れてきたら徐々に数値化・簡易計算のメモの取り方も試してみましょう。
メモの取り方をもう一度確認したい方は、こちらから。
- カウンティングはオンラインカジノのライブカジノで使う
- カードの数字を数値化→簡易計算をして、次に出るカードを予測する方法
- カウンティングでプラスの数値が大きいと次に出るカードは「10」の可能性が高い→手札によるが積極的なプレイがおすすめ

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