『詐欺』の疑いがあるオンラインカジノの見分け方は、
- 過去の逮捕事例や悪質行為の事例を参考にする
- オンラインカジノサイト内の情報をよく確認する
- 利用者の口コミ・評判も参考にする
この3つ項目を行い、厳選することが大切です。
このページでは、
- 過去のオンラインカジノ逮捕事例を紹介
- 悪質なオンラインカジノの事例を紹介
- 詐欺・悪質なオンラインカジノの見分け方
- 詐欺がないオンラインカジノ
について紹介します。
オンラインカジノで詐欺はあるの?

オンラインカジノと聞いて、詐欺やイカサマ、不正、回収モードなど、悪いことを連想する方もいるのではないでしょうか。
実際はどうなのかというと、詐欺をして法律に逆らったり、プレイヤーを騙そうとしている一部の悪質なオンラインカジノが存在する可能性は否定できません。
その理由は、過去にオンラインカジノ関連で逮捕者が出た事例や、不正を疑うような行為があった事例があるからです。
過去にオンラインカジノで詐欺があり逮捕事例もある

日本には「賭博罪(刑法185条)」があるので、オンラインカジノを日本で運営するのは違法です。また、日本の店舗でカジノをプレイすることも違法だとみなされます。
オンラインカジノの運営会社は、カジノが法律で認められている海外です。海外運営のオンラインカジノを、ネットを通じて日本で行うことは違法だとされていません。
しかし、過去にオンラインカジノで詐欺があり逮捕された事例もあるので、すべてのオンラインカジノが安全というわけではありません。
悪質なオンラインカジノを選ばないように、慎重に見極めましょう。

他に不正ソフトや未払いなどの詐欺が発覚したケースもある

逮捕までいかなくても、イカサマや不正を疑うようなケースも過去にありました。
残念ながら、すべてのオンラインカジノが100%安全とは言えません。
不正ソフトを使用していたり、支払われるはずの勝利金が未払いとなってトラブルを起こしていたりと、一部ですが悪質なオンラインカジノは存在するようです。
【詐欺】オンラインカジノ過去の逮捕事例・一覧

過去に、オンラインカジノやオンラインカジノで使用する決済サービスで逮捕された事例を、一覧にしてまとめました。
いつ | 逮捕者 | 内容 |
2016年2月 | オンラインカジノの決済サービス「NetBanQ」(現在はない)の運営者が逮捕 | ●日本国内で運営しており、客に賭博をさせていたという容疑 ●オンラインカジノの胴元と同等だと判断されたため逮捕 ●利用者も家宅捜索を受け、略式起訴に |
2016年3月 | オンラインカジノの「スマートカジノ」(現在は閉鎖)利用の日本人3人が逮捕 | ●日本人専用のオンラインカジノだと判断されたため、日本の賭博罪に当てはまるという容疑 ●2人は略式起訴、1人は裁判で不起訴に→有罪にはならなかった |
2016年6月 | オンラインカジノの「ドリームカジノ」(現在は閉鎖)の日本人運営者やスタッフが逮捕 | サイトには運営会社はキュラソーと記載されていたが、実際は大坂で運営していたため逮捕→有罪に |
また、逮捕の情報は入っていませんが、2009年に「お台場カジノ」というオンラインカジノが突然サイトを閉鎖(夜逃げ)して、多くのプレイヤーが未払いのままになったケースもあります。
このお台場カジノは、夜逃げする前の時期に、支払いが遅くなっていたり、ログインできないトラブルが起こったりと、怪しい傾向はあったようです。

【詐欺疑惑】オンラインカジノ過去の悪質事例・一覧

過去に詐欺が疑われたオンラインカジノや、評判が悪すぎるオンラインカジノの情報をまとめました。
詐欺の内容、疑惑の内容 | オンラインカジノ |
未払い、支払遅れ | African Palace Casino、American Grand Casino、Casino Neo Max、Casino On Air、Cleopatra’s Casino、Club Mardi Gras Casino、Crystal Palace Casino、Cub Regal Casino、Indio Casino、Kiss Casino、Silver Vegas Casino |
不正ソフトの使用 | Casino4aces、Casino Bar、Ix Casino、Zex Casino |
個人情報の漏洩 | Angelciti Casino、Shark Casino、The House Wins、 |
評判が悪すぎる | Prism Casino、Vegas Riches Casino |
その他(カードの不正請求、勝利の無効化、ジャックポット支払い拒否など) | Vegas MVP Casino、World Gem、Roman Casino |
現在閉鎖しているオンラインカジノがほとんどですが、名前を変えて再びオンラインカジノを運営している可能性もあります。
そのため上の表は、オンラインカジノ名を覚えるよりも、「未払い」「支払遅れ」「不正ソフト使用」などの内容に注目していただきたいです。
少しでも疑惑があるオンラインカジノの利用は避けたほうがよいでしょう。
詐欺をしているオンラインカジノの見分け方

『こんな詐欺オンラインカジノを選んではいけない!』という、見分け方を項目に分けて紹介します。
ライセンスが表記されていないのはNG
オンラインカジノの運営にはライセンスの所有が必須です。
オンラインカジノのサイト下部や利用規約、カジノサイトの説明ページなどに、ライセンスマークやライセンスに関する表記が必ずあるはずです。
例えば、人気のオンラインカジノのベラジョンカジノやチェリーカジノは、サイト下部にライセンスマークが確認できます。


もしどこにもライセンスのマークやライセンスに関する表記が見つからなかった場合、そのオンラインカジノは怪しいです。
聞いたことがないライセンスを所有しているのはNG
オンラインカジノの運営にライセンスは必須ですが、ライセンスを所有しているからといって、必ず信頼できるということでもありません。
ライセンスにも種類があり、種類によって信頼性に差があるからです。
例えば下記のライセンスであれば、オンラインカジノでは定番で審査も厳しく、信頼できます。
ライセンス | 所有しているオンラインカジノ |
Malta Gaming Authority(MGA) | チェリーカジノ、ウィリアムヒルカジノ、カジノシークレットなど |
Curaçao Egaming | ベラジョンカジノ、ライブカジノハウス、ビットカジノなど |
Antillephone License Validation(キュラソー政府) | カジ旅など |
GAMING CURACAO | エルドアカジノ、エンパイア777カジノ、クイーンカジノ、コニベットなど |
KAHNAWAKE GAMING COMMISSION(KGC) | エルドアカジノなど |
ゲームにRNGが導入されていないのはNG

オンラインカジノでは公平なゲームを提供するため、「RNG(ランダムナンバージェネレータ)」が導入されています。
RNGとは、乱数発生装置とも呼ばれており、ゲームの結果をランダムにするプログラムのことです。
万が一RNGが導入されていない、もしくはRNGの質が悪い場合、ゲームの結果に偏りが出てしまいます。
聞いたことがないプロバイダばかりなのはNG
オンラインカジノは、プロバイダ(ソフトウェア会社)と契約して、ゲームを提供しています。そのため、契約しているプロバイダが信頼できるかどうかも重要なポイントです。
下記のリスト内のプロバイダは、信頼度が高いと言われています。
Evolution Gaming、Ezugi、Microgaming、NetEnt、Big Time Gaming、Golden Hero Games、One Touch、Oryx Gaming、Play’n GO、Pragmatic Play、Push Gaming、Red Tiger、Relax Gaming、Roxor Gaming、Slingo Originals、Yggdrasil Gamingなど
リスト内のプロバイダが1つもなく、かつ聞いたことがないプロバイダばかりのオンラインカジノは要注意です。
プロバイダのサイトもチェック!

不安な場合は、プロバイダのホームページをチェックして、ライセンスを取得しているかどうかを確認しましょう。
さらに、第三者機関(eCOGRA、TST、GLIなど)の監査を受けていれば、信頼度がより高くなります。
カスタマーサポートがない・連絡してもつながらないのはNG

カスタマーサポートがないというのは論外ですが、悪質なオンラインカジノの場合、カスタマーサポートの連絡先の記載があったとしても、全然つながらないことがあります。
サポートにつながらない理由として、下記のようなことも考えられます。
- サポートを用意していないのに虚偽の連絡先を記載している
- トラブルが多くサポートがパンク状態になっている
- 顧客の問い合わせに対応するつもりがない
日本人プレイヤーしかいないのはNG

前述した過去の逮捕事例では、日本人だけに向けたサービスだと判断されたことで、賭博罪が適用された摘発されました。
優良なオンラインカジノでも、日本人に向けたサービスを提供しているところはあります。
一部のキャンペーンや、ライブカジノの一部のテーブルが日本人向けという程度であれば問題ありません。
ポイントは『ターゲットを日本人だけにしている』オンラインカジノかどうかです。
詐欺に近い・悪質オンラインカジノの見分け方

摘発をギリギリで免れているような、詐欺に近い悪質なオンラインカジノもあります。
摘発されそうになったら、急にオンラインカジノサイトを閉鎖して、逃げてしまうところもあるので要注意です。
これから解説する内容も参考にして、怪しいオンラインカジノに騙されないようにしましょう。
支払いが遅すぎるのは要注意

過去の事例にもありますが、まだプレイヤーに払い戻しをしていないのに、何の前触れもなく逃げてしまうオンラインカジノもあるので注意しましょう。
そのような悪質なオンラインカジノは、出金が遅い、出金できないなどのトラブルが多発しているケースが多いです。

出金できないということは、オンラインカジノに資金力がないことが考えられるので、出金トラブルの口コミが多発していたら、利用を避けましょう。
運営者の情報がないのは要注意

詐欺をするオンラインカジノは、運営会社の情報を記載していないところも多いです。もしくは、虚偽の会社名や住所を記載していることもあります。
運営会社の情報が見当たらない場合、見落としの可能性も否定できないので、サポートに問い合わせてみましょう。
バグやフリーズが多いのは要注意

悪評が多く詐欺が疑われる悪質なオンラインカジノは、バグやフリーズが多い傾向があります。
理由は、不正ソフト、詐欺行為が考えられるので、利用を避けたほうが得策です。
ただし、デバイスの調子やネット環境が悪いことが原因の可能性もあり、その場合はオンラインカジノに問題はありません。
ユーザーの口コミの評価が悪すぎるのは要注意

これからオンラインカジノを選んで登録しようと思っている方は、SNSやネット掲示板等で、利用者の口コミをチェックしてから選びましょう。
Twitterや5chから引用した口コミです。
引用:Twitter
引用:5ch
詐欺確定ではないので、カジノ名や引用リンク先は伏せています。
利用を検討しているオンラインカジノがあったら、検索して悪い口コミが多発していないか確認しましょう。
詐欺がないのはこんなオンラインカジノ!

上の図は、オンラインカジノの仕組みです。オンラインカジノは、下記の条件で運営しています。
- ライセンスを取得している
- プロバイダ(ソフトウェア会社)と提携してゲームを提供している
- プロバイダもライセンスの取得や第三者機関の監査を受けている
- ゲームにはイカサマができないシステム「RNG」を導入している
- 決済会社と提携して入出金を可能にしている
このような仕組みで運営できていれば、まず大丈夫でしょう。
ただし、ライセンスの種類は何か、どのプロバイダと契約しているのかなど、細かいところまでチェックをすると、より安心です。
オンラインカジノの詐欺まとめ
これからオンラインカジノを利用しようと考えているなら、どのオンラインカジノに登録するか、よく調べて厳選することが大切です。
ゲームの数や種類の多さ、日本語対応なども大切なポイントですが、何より信頼できることが大切。詐欺をしているオンラインカジノを選んでしまうと、せっかくの勝利金が引き出せないというトラブルが起こるかもしれません。
このページで紹介した情報をもう一度確認していただき、利用するオンラインカジノを慎重に選びましょう。
- 日本で運営している・日本人専用のオンラインカジノは詐欺
- ライセンスなしは詐欺、聞いたことがないライセンスも詐欺の疑いあり
- 出金遅れや未払いの口コミが多いオンラインカジノは詐欺の疑いあり

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