オンラインカジノではさまざまな投資法があり、モンテカルロ法※1やマーチンゲール法※2など、「これなら勝てるかも!?」と思わせてくれる魅力的な投資法がたくさんあります。
※1.配当が3倍以上のゲームで有効な投資法。
※2.連敗した場合に賭け金を増やして逆転を狙う投資
しかし、投資法はあくまで統計に基づいた法則に過ぎず、必ず勝てる必勝法ではありません。
今回はそんな中でも勝てる確率が高く、負けるリスクの少ない投資法でもあるウィナーズ投資法についてご紹介していきます。
ウィナーズ投資法とは?
そもそもウィナーズ投資法とは、数あるオンラインカジノの投資法の中の一つであり、FXやバイナリーオプションなどでも使用される投資法のことを言います。
ちなみに、前述したモンテカルロ法やマーチンゲール法などと同じように、負けた損失分を取り返すための投資法です。
では、そんなウィナーズ投資法の具体的な賭け方ですが、基本的には勝率が50%のゲームにて有効な手法です。
つまり、ルーレットの赤か黒かを当てるような、どちらか一つを選ぶ状況でこそ力を発揮する投資法だと言えます。
言葉だけでは分かりにくいため、実際に図や表を使ってご説明していきます。
ウィナーズ投資法の実践例
どの投資法においても賭け方が重要なため、順番に説明していきます。
まずは賭け金を設定します。この賭け金の額については任意の金額で構いません。
設定した金額でひたすらゲームを続けていくのですが、負けが続き連敗となった時点でウィナーズ投資法を使用します。
例えばですが、1ドルを賭け金とした場合に下の図のように「赤」に賭けたにも関わらず、「黒」にボールが止まったとします。
1ゲーム目
まず1ゲーム目に負けた場合は「1」と記載しておきます。
すると現時点では賭け金1ドルに対してマイナス1ドルの損失です。
2ゲーム目
次に2ゲーム目ですが、1ゲーム目と同じように1ドルを賭け、もし負けてしまった場合には同じく「1」と記載します。

ここで記載した数字を見ると「1.1」という配列になっているのがお分かりいただけますでしょうか?
この負けが続いた状態のときにウィナーズ投資法の出番です。
3ゲーム目
3ゲーム目ではこの「1.1」の配列の左端の数字を2倍した金額をベットします。
つまり最初に設定した金額が1ドルなら2ドル、2ドルなら4ドルです。
この3ゲーム目でも負けてしまった場合には、「1.1.2」と記載します。
4ゲーム目
4ゲーム目も同じように左端の数字を2倍して賭けるため、2ドルをベットします。
これでも負けた場合は「1.1.2.2」と記載します。
5ゲーム目
続いて5ゲーム目です。
ここでも今までと同じように左端の1を2倍した2ドルを賭けますが、見事に勝利をしたとします。
このように勝った場合は、「1.1.2.2」の左端の「1」を消してください。
すると記載した数字は「1.2.2」が残ります。
5ゲーム目までの時点では、8ドルを費やして4ドルの損失を出している状態です。

ここまでの説明を表にすると上記のような流れとなります。
6ゲーム目
続いて6ゲーム目です。6ゲーム目でも数字の左端の1から2ドルを賭けます。
ここでも勝利した場合には、左端の「1」が消えて「2.2」が残り、累計損益は-2ドルです。
7ゲーム目以降
以降7ゲーム目では負け、8ゲーム目から10ゲーム目までを勝ち続けた場合のシミュレーションを表にします。

ご覧のように10ゲーム目では、見事に負けを取り戻し+6ドルにまで利益を膨らますことができました。
ウィナーズ投資法とは、このように負けを繰り返しても損失分を倍にして取り返す投資法であり、勝っているときではなく、負けが続いているゲームでこそ力を発揮する起死回生の投資法です。
毎ゲームで計算する必要があるため、初めてウィナーズ投資法を実践してみる方はメモをしながら試すことをオススメします。
ウィナーズ投資法の特長
ウィナーズ投資法最大の特長は、負け続けた損失分を倍にして取り返していく魅力的な投資法であるという点です。
負けた分を数列として足した数字の値を賭けていくので、そこまで大きな資金を要しません。
また、カジノでは複雑な投資法が多く存在しますが、ウィナーズ投資法はシンプルな構成も魅力です。
ウィナーズ投資法のメリット
次は、ウィナーズ投資法のメリットを紹介します。
負けた金額分を取り返せる
ウィナーズ投資法の最大のメリットは、負けた金額を取り返せるという点です。
そもそも、負けてからがスタートとなるこの手法では、負け金額に応じて掛け金を変えていきます。
マーチンゲール法のように、資金を倍にしていくわけではないので、資金力が無くても低リスクで行える点が魅力です。
他の手法との応用が可能
負けたらスタートのウィナーズ投資法は、他の手法との相性が良い点も魅力です。
例えば、パーレー法のような攻撃的な戦法を使い、勝ったら継続、負けたらウィナーズ投資法に切り替える事で、守りにも攻めにも特化した手法が出来上がります。
ウィナーズ投資法のデメリット
次は。ウィナーズ投資法のデメリットについて紹介します。
勝ち負けが交互に続くと利益が出せない
基本的にはウィナーズ投資法は負けが続いたときにこそ効果を発揮する投資法です。
ですので、勝ちや負けが交互に続いているような状況では、結果的には±が0になってしまい、負けた時にその分損失が増えてしまう結果を招きます。

あくまで最初の設定金額を1ドルにした場合の例ですが、勝ち負けがきれいに交互に続いた場合は、上の表のように結果的に±0となり、負けが続けばその分だけ損失が積み重なっていくのが分かると思います。
これが賭け金2ドルの場合であっても、勝ち負けを交互に繰り返すことにより結局のところ±0に落ち着いてしまい、最後に勝たないと賭けた2ドルを取り返すことができない状態に陥ります。
勝ち続けている状況でも効果を発揮しない
ここでもう一度ウィナーズ投資法の特徴を思い出してみましょう。
負けが続いている状況でこそ力を発揮します。
つまり、勝ち続けている状況でも効果を発揮しにくいことが分かります。こちらも表にしました。

まったく効果がない訳ではありませんが、勝ち続けたにも関わらず利益が1ドルしか増えていっていないことが分かると思います。
最初に2ドルと設定すれば2ドルずつ増えていきますが、設定金額を高くすれば高くするほど、背負うことになるリスクも増大していきます。
ここまでの説明で分かる通り、ウィナーズ投資法は勝ち続けている、または価値負けを繰り返しているような状況下では効果を発揮しないということです。
むしろこのような勝ちの多い局面では、グッドマン法や逆マーチンゲール法などと組み合わせて、さらに高額配当を狙いにいく投資法を活用したほうが効果的だと言えます。
ウィナーズ投資法が使えるゲーム
今回の投資法は、基本的には勝率が50%のゲームにて有効な手法です。
配当は2倍、または3倍配当で使用することをオススメします。

実践で紹介したルーレットなどで用いると良いでしょう。
一つの投資法に縛られるのではなく、いろいろな投資法を試して習得していき、勝っている場合と負けている場合の得意な投資法を用意しておきましょう。
また、投資法同士で相性もあるため、いくつかの投資法を組み合わせてオリジナル投資法を作るのも一つの手です。
ウィナーズ投資法まとめ
今回は、負け分を利益に変えるウィナーズ投資法を紹介してきました。
最後に要点をまとめます。
- 負け分を賭け金調整で取り戻す投資法
- 基本的には勝率が50%のゲームにて有効な手法
- 負けてから(連敗)がウィナーズ投資法のスタート
- 連敗後の両端の数列を足した数字で賭けていく
- 勝ち負けを繰り返す際や、連勝時の利益が見込めるものではない
- 攻め型の投資法と併用して使うのがおすすめ
ウィナーズ投資法は負けた分を取り返していくタイプの投資法であるため、大きな負けが少ないのが特徴です。
賭け方の項目でも表で説明しましたが、10ゲーム中に50%の勝率でも賭け金からすると大きなプラスへと変わります。
負けが続いてしまった場合にも、ウィナーズ投資法であればいずれ負けが勝ちへと転機すると思えば、精神的にも大きな支えとなるはずです。

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